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09/27/2005

雪穂

「なぜそうやって書くんですか」先日そのようなニュアンスのことを言われた。

書くことで物事の本質を見極めようとしているから。自分の本当のところを知りたいから。

そんなところだろうか。

正攻法で書こうが、おふざけでオチャラケて書こうが、見えてくる本質は一つのような気がする。書く時は、構成を考えながら色々なスタイルで書くけれど、自分なりの結論を見出しながら書き進めていることに違いないから。

だから私は電話は嫌いだ。相手の言葉に調子を合わせてとっさに言葉を選ぶから、本当のところなんて見えてこない。

東野圭吾原作の「白夜行」を半分まで読んで、Studio Lifeの「白夜行 第一部」を観劇した。主人公の二人、亮司も雪穂も心に闇を抱え、それでもまっとうに生きようとするのではなく、悪(ワル)な生き様を見せてくれる。

こういうのが本当の悪女なんだろうなとぞっとさせてくれた、及川健演じる唐沢雪穂。

彼女の周りで事件が起きるたびに、彼女がきっと仕掛けたのだろうなと想像させられる。直接彼女が何をしたとかさせたとかといった場面は、一切ない。原作にももちろんない。

ただ、受け手がちょっと頭をひねれば、きっと雪穂がなにかしたんだなと思い当たるのだ。

直接手を汚す亮司は、「昼間に歩きたい」と胸の内を吐露するが、雪穂からは決してそんな台詞は聞けないだろう。

計算しながら人を動かし、物事を運び、自分を守り、目的を果たす雪穂。おまけにものすごい美貌にめぐまれているとくるから、女性の読者や観客は雪穂を好きになれない。

雪穂はきっと1人でいる時以外は、いつも神経を張り詰めていてキツイだろうななんて思いながら見ていた。

彼女のことを何か言ったら、必ず災難にあう。怖い女。そんな風に思って見ていた。

先日、自分がどう考えどう行動したのかというようなことを文章にまとめていた時、愕然とした。自分の中にも雪穂がいるような気がした。質は違うけれど、雪穂のような一面を持ち合わせているじゃないか。

東野さんや脚本の倉田さんが、もしかしたらおっしゃるかもしれない。

女性なら誰しも雪穂のような一面を持っているんですよ。ただ気づかないでいるだけですと。

意識して行動するから雪穂は怖いだけなんです・・・なんて

そしてもう一度、及川さんが演じた雪穂を思い出してみた。

胸に手を当てて一呼吸おいてから、毅然として次の行動に移る及川雪穂。

完全なる悪女ではなかったかな。

ギリギリ突っ張って、落ちまい落ちまいと必死に生きているような気がしてきた。

これがLIFEの舞台なんだよな。

09/20/2005

文章を読む時は

活字離れと言われるようになって久しいが、これだけHPやブログが賑わうのだから文章を書くことが苦にならない人も意外と多いのだと思う。

私もご多分に漏れず、書くことが好きだ。

書く人ならわかることだが、他人の書いた文章を読む時は文字面だけを追ってはいけない。

「行間を読む」という言葉は誰しも耳にしたことがあると思う。

文章というのは、文字の羅列であって、そこからだけで書いた人の真意を汲み取るのは説明文でない限り不可能だ。

ネット上の文章は、特にそうだと思う。

私などは、もともとひねって書くタイプなので行間だけでなく、その文字の羅列の裏にある心を読み取って欲しいと思っている。

夫などはそのへんをよく心得ているので、「あんたはひとひねりもふたひねりもして書くからなぁ」と笑っている。

幸い私のサイトに訪れる人は、そういった私の言葉遊びに上手く付き合ってくださっている。

これだけたくさんのサイトが存在するのだから、いろいろなタイプの文章を書く人がいて当然だし、読み手も様々だとは思う。

ただ願わくば、他人の文章を読む時は、その文章の裏側、行間にある真意、心を読み取る訓練をして欲しい。

不特定多数の読み手という制約のもとで、文字の羅列だけではなかなか心を伝えることはできないから。

もちろん、こちら側も力不足を棚に上げずに日々精進しようと思う。

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