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    映画とダンス番組の感想

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12/27/2005

演出、品、そしてセンス

昨日「ダブリンの鐘つきカビ人間」を観て
なんとなく定義づけができそうな気がした。
私は自分の感じたことを表す言葉のひとつに
「品がない」という表現をよく使う。
これは下品とはちょっと異なるので
誤解しないで欲しい。
実際、誤解されて
窮地に陥ったこともあるのだけど(^^ゞ
自分の中で
どういうものを品がないと感じているのか、
それをどう言葉で説明できるのか
ずっと探していた。
昨日の芝居は
笑いをとるための演出が
随所に施されていた。
どれも過剰演出をすることなく
さらりと笑いをとっていく。
これがセンスのよさなのだと思う。
一流の仕事。
でも、もしちょっとでも
これをオーバーアクションでやったら、
その場の空気が違うものになり、
おそらく私は品がないと感じただろう。
そう、場の空気にそぐわない
過剰演出、
周囲とのバランスを大幅に越えたものを
私は「品がない」と表現するらしい。
例えば、映画のガンマン対決の真剣勝負。
ちょっとタイミングをずらし
笑いを取ってから
即座にビシッと決める。
これはオシャレに感じるし
センスがいい。
しかし、奇抜な服装をしてみたり
オーバーアクションで
笑いをとろうとしたらどうだろう。
真剣勝負の空気はゲンナリとなりはしないか。
おそらく聴衆は頭を横に振り
ブーイング。
相手も戦意を喪失しかねない。
みんながパフォーマンスを競っている場なら
大いに結構。
だが、違う趣旨で競っている時に
一人過剰演出で
場を盛り上げようとしたら、
それは返って
他の人に失礼にあたると私は思う。
もしその人が
素晴らしい技量の持ち主であったなら、
もったいないことこの上ない。
正々堂々と
自分を信じておやりなさいと
叱咤激励したくなる。
例えば○○会場と書かれた垂れ幕。
その入り口や会場の大きさにしては、
大きすぎる垂れ幕を
大きくて立派だと感じる人もいるかもしれないが、
私には品がないと感じられる。
例えばクラウン。
同じ首を傾げるのでも、
センスよく笑いをとる角度と
品がないなぁと感じる角度がある。
この微妙なバランス感覚・・・
他人事だからなんとでも言えるんだよね。
自分は恐ろしくて何もできない。

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